どうも、最近ゴールドクレストの栽培を始めた金原です。書籍やネット、取材などを駆使してゴールドクレストの育て方について本気で調べました。

多くのサイトでは、ゴールドクレスト栽培の難易度が高めであると紹介されていますが、コツを覚えれば意外と簡単のようです。僕のクレストくんもすくすくと元気に成長してくれています。

ですが、もともと冷涼な気候のヨーロッパやアメリカを原産地とするゴールドクレストは、高温多湿な日本の気候はやや苦手のようです。だから難易度が高めなのかもしれませんが、ここで紹介している育て方を参考にして頂ければ美しいゴールドクレストを楽しむことができるはずです。一緒に栽培を楽しみましょう!!

1.ゴールドクレスト・ウィルマの栽培前準備

1-1.栽培場所の決定

コールドクレストを栽培する際、重要になってくるのは『日光と風通し』です。

日光に関しては、ゴールドクレストも他の植物のように光合成を行うので大切です。ですが、そこまで神経質になる必要はなく、朝日が差し込み昼以降は日陰になるような場所であるならばまず問題はありません。

葉が密集しているのが特徴の一つであるゴールドクレストは、蒸れやすいという欠点があります。その蒸れからくる病気により、枯れる恐れがあるため、風通しも重要になります。

室外機の風やエアコンなど人工的な風が直接あたるような場所は、枯れる原因になるので控えましょう。

室内では窓際、屋外では玄関先や庭先がオススメです。あらかじめ栽培場所を決定してから購入するようにしましょう。

1-2.元気なゴールドクレストの選び方

  • 主幹から出る枝の間隔がつまっていて間伸びしていないもの
  • 枝葉が密に茂ったもの
  • 葉の色が茶色に変色していないもの

2.ゴールドクレスト・ウィルマ育て方

2-1.ゴールドクレストは水やり命!!

基本は土が乾いたらたっぷりと水をあげることです。しかし、水不足による葉の変色や水充足による根腐れなどさまざまなトラブルが発生します。そんな繊細なゴールドクレストの室内栽培では正しい水やりが特に重要です。丁寧に解説していますので、参考にしてください。

2-1-1.鉢植え

春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。この時期のゴールドクレストは活発に成長するためです。そのため水切れを起こしやすくなります。受け皿をしている場合には、根腐れ防止のため水が溜まらないよう捨てるようにします。

一方、冬は乾燥気味に育てるようにしてください。この時期のゴールドクレストは穏やかな成長するためです。ですが室内で育てる場合には空気の乾燥に加えてヒーターを使ったりするので、鉢は予想以上に乾燥していることが多いです。よくクリスマスツリーに使用したゴールドクレストを枯らしてしまう原因はこの乾燥によることが多いそうです。

2-1-2.地植え

よほど地面が乾燥していない限りは水を与える必要はありません。自然の雨だけで十分です。なぜならゴールドクレストは観葉植物の中では乾燥に強い植物ですので、地植えの場合はそこまで神経質になる必要はありません。逆に水遣りしすぎて過湿になると根腐れします。

コラム1:葉先確認で水切れ予防

ゴールドクレストの葉色は淡黄色なので、異変に気づかないこともあるようです。

水遣りの際に葉先が柔らかい状態か、パリパリ・チリチリになっていないかを確認しましょう。

 

2-2.ゴールドクレストの用土と肥料の与え方

2-2-1.用土

水はけの良い肥えた土が適しています。ゴールドクレストの枯れる原因トップ5に入る根腐れを防ぐためです。

鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土もしくはピートモス3:パーライト1の割合で混ぜた土を使用しましょう。また園芸品店などで販売されえている観葉植物の培養土もおすすめです。

地植えの場合は、サイズにもよりますが植え付けるポイントから半径約1mを目安に、腐葉土やビートモスを3割ほど混ぜ込んでおきましょう。また、降水の際に泥はねによって葉が痛む恐れがあります。それを防ぐためパークチップなどを株本に敷くのも効果的です。合わせて購入しておきましょう。

2-2-2.肥料

鉢植えの場合:固形の緩効性肥料を製品の表示通りの分量で与えます。肥料を与える時期は年に一回(冬)で、特に追肥の必要はないでしょう。
地植えの場合:冬に油粕などの有機肥料を与えます。肥料を与えたことによる育ちすぎが心配なときは、ムリに与える必要はありません。

2-3.ゴールドクレストの剪定方法

ゴールドクレストは自然に円錐形に整う性質があります。ですが、日照条件で偏りがでたり、スペースに対してボリュームがありすぎるなどの場合は剪定を行った方が懸命です。また、高温多湿である日本の夏には葉の内側が蒸れて枯れる危険性が高まります。

もし無事に大きくなったとしても20m~30mの大木になると風による転倒の危険も高まります。室内でも屋外でもゴールドクレストの剪定をして風通しを良くすることが、鑑賞面でも良い育て方に繋がります。

2ー3−1.剪定時期

年に2回行う事がベストです。

  1. 3月〜6月 : 湿気の多い梅雨や高温多湿の夏を乗り越えるための準備として必ず剪定を行いましょう。
  2. 9月〜10月 : 生育期後の形を整える程度の剪定を行います。

真夏の時期がゴールドクレストが暑さで弱っているので、剪定は行わないようにしましょう。

2-3-2.剪定方法

ゴールドクレストの剪定は手で摘むように行います。ゴールドクレストの金属を嫌う性質による痛みと変色を防ぐためです。なのでハサミによる強い剪定を行う際はなるべくセラミックのハサミを使うようにしましょう。

具体的な手順は、

  1. 葉先1cmを摘み取ります。
    →樹形のボリュームが増して形がよくなります。
  2. 高さを抑えたいときは木の頂点を摘み取る『芯摘み』を行います。
    →頂点に元気のある枝が2本以上ある場合は1本だけ残し、あとは根元から切り落とします。
  3. 木の内側を剪定し、風通しを良くします。
    →茶色に変色した枝はすべて切り落します。切り落とした枝は内側に残さないようにします。
    →下枝のほとんどが枯れてしまっているようであればトピアリー仕立てに刈り込んでしまいましょう。

 

コラム2.地植えでの成長スピードについて

植え付けをして1年くらいの成長は緩やかです。しかし2~3年すると根が張り、地上部の大きさとバランスが取れ始めたとき、ゴールドグレスト本来のポテンシャルが発揮され、成長スピードが加速していきます。

順調に成長してくれるのは嬉しいことですが、忘れた頃に大きくなって手が付けられなくなったという悩みも多いみたいです。剪定はコツコツと確実に行いましょう。

 

2-4.ゴールドクレストの植え替え方法

2-4-1.鉢→鉢

時期:4月、9~10月

方法:鉢の底から根が飛び出しているようなら、早めに植え替えを行いましょう。鉢から抜いた株は周りの土を軽く落としてから一回り大きな鉢に植え付けます。この時、用土は新しいものにします。小さい鉢なら大体1~2年で植え替え時期がきます。

2-4-2.鉢→地植え

時期:3月

方法:

  1. 当記事内の2-2-1を参考に用土を準備しておきましょう。
  2. 鉢がすっぽりとおさまる程度植穴を掘ります。
  3. 鉢から抜く際は株の土を崩さぬよう、慎重に行います。
  4. 樹高の高い木で不安定な場合は支柱を立てます。
  5. たっぷりと水を上げ、土を落ち着かせます。

3.ゴールドクレストの楽しみ方

3-1.庭先に植えて楽しむ

数あるコニファーの中でゴールドクレストは、住宅の庭木として定番の一つです。レンガ外壁のような洋風の住宅や海外の設計思想により建築される輸入住宅が増え、ゴールドクレストがよく似合う庭が多くなりました。

大きくなる前に枯れることも多々あるようですが、順調に成長すると20メートル以上の大木になるものをあるようです。

3-2.生木のクリスマスツリーとして楽しむ

一般てきなクリスマスツリーの木はモミの木より小さめのゴールドクレストは、手軽にクリスマスツリーとして楽しめます。また、ヒノキ科であるゴールドクレストは香りも楽しめます。

翌年のクリスマスまで青々とした姿を維持するのは難しいかもしれません。玄関などに飾るとクリスマス雰囲気もアップし、さらに良い香りが客人をお出迎えします。

3-3.お部屋のインテリアとして楽しむ

豊富なサイズや剪定により加工する様々な形のトピアリーなど様々なバリエーションがあるゴールドクレストは、おしゃれなアイテムとなってくれます。テーブルや窓際におけるサイズなら手軽に室内でも楽しめます。

3-3-1.トピアリーの種類

スパイラル型は躍動的でおしゃれな感じですね。

たくさんの並んだ丸い葉がなんともいえない可愛さを演出してますね

こんなかわいい動物型も剪定で作れるんですね。

ボンボンみたいなこの形、トピアリーの中では一番好きです。

でもやっぱり円錐形が美しいです。

まとめ

  • 水やり

    室内:春~秋(土の表面が乾いたらたっぷりと水を)と冬(乾燥気味に)で異なる。
    屋外:基本水やりなし

  • 剪定

    3月〜6月:風通しをよくするために空く
    9月〜10月:形を整える

ゴールドクレストは育てるのが難しいと言われているので枯れるのはある程度仕方のないことです。その分きれいな緑と良い香りが楽しめる期間は思う存分楽しみましょうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。